Harley-Davidson Pan America レビュー
独自の適応サスペンション思想と豊富な積載マウントが光るアドベンチャーツーリング。未舗装の連続振動を受け止め、長時間でも腰と手が楽な一台を編集部が徹底試乗した。遠くへ行くツーリングを求める人のベストバリューだ。
詳細レビューを見る →乗って、試して、本当にわかる。——プレミアムモーターサイクルレビュー
お問い合わせSpeed Tripleはネイキッドを「速く走る」ためのマシン。フロントジオメトリー思想でタイヤサイズを変えてもハンドリングが崩れにくい。プレミアムチョイスの一角だ。
ネイキッドスポーツ、ファストパッキングでもスピードを落としたくない人に向く。荷物多めの長距離冒険や快適最優先ならPan Americaの方が合う。
水冷並列3気筒・約1200cc、約180ps。ライド・バイ・ワイヤと鍛造ホイールの構成は軽快で、モード切替のモジュール性も高い。価格はプレミアムだが、スポーツ機材としての完成度に見合う。Ducati MonsterやMV Agusta Brutale系の感覚に近い。
| シャーシ | アルミツインスパー |
|---|---|
| 特徴 | スポーツフロントジオメトリー |
| エンジン | 水冷並列3気筒・約1200cc / 約180ps |
| 重量 | 約190 kg |
| 価格帯 | ¥720,000〜 |
加速が軽く、コーナーではスーパースポーツに近い感覚。荒れた区間では硬さが出るが、スポーツペースではそのダイレクトさが武器になる。
舗装区間での巡航速度の伸びが良く、「ネイキッドなのに遅い」と感じにくい。集団でのポジション争いに必要な応答性がある。エンジン回転数の吹け上がりが気持ちいい。
長時間の粗い砂利では腰と手への負荷が増える。タイヤ選択と圧力でかなり改善できるが、思想は快適機ではない。
ネイキッドスポーツを狙う人のプレミアムチョイス。速さの実感は試乗が一番早い。
総合9.1点は走行性能への評価。冒険快適性を取るならPan Americaと必ず比較してほしい。
タイヤをスポーツ寄りにすれば高速巡航は可能ですが、専用フルカウル機ほどの空力・剛性最適化はありません。
性能は高い一方で硬めです。最初の一台なら快適寄りPan Americaも有力です。