Triumph Tiger 900 レビュー
リンク式サスとバランスの良いジオメトリーが光るアドベンチャー万能機。一日中セッションしても「もう少し乗りたい」と思わせるキャラクターで、価格対効果も高い。週末の林道とツーリングを満喫したい人の本命候補だ。
詳細レビューを見る →乗って、試して、本当にわかる。——プレミアムモーターサイクルレビュー
お問い合わせR 1300 GSは現代アドベンチャーの基準機。舗装では引き締まり、未舗装では動く——電子制御サスの賢さが現場で効く。ラリー志向から本気のトレイルまでカバーする。
タイムを削りたいアドベンチャーレーサー、軽快な電子制御サスで林道を攻めたい中〜上級者に向く。ヘビーデューティーな砂漠横断が主なら、ストロークの大きいTiger 900など大型アドベンチャー機の方が楽しい。
水冷水平対向2気筒・約1300cc、約145ps。電子制御シフトアシストと軽量ホイールの組み合わせは、シフトショックの少なさと接地感の恩恵が大きい。エントリー価格はやや高いが、冒険機材としての完成度は高い。
| シャーシ | 鋼管トレリス |
|---|---|
| サスストローク | Front 210 / Rear 200 mm |
| エンジン | 水冷水平対向2気筒・約1300cc / 約145ps |
| ホイール | 21" / 18" アドベンチャー |
| 重量 | 約215 kg |
| 価格帯 | ¥780,000〜 |
登りのトラクション効率は剛性重視のオフロード機に近い。テクニカルな下りではリアが素直に動き、タイヤが地面を離さない。電子制御シフトの確実さもラリーでの安心材料だ。
サスロックに頼らずとも、スロットル開度中の無駄な沈みが少ない。結果として心拍とエンジン回転数の管理がしやすく、レース中盤以降の集中力の残り方が違う。
大きなドロップや荒れたヘビーアドベンチャー区間ではストロークの上限を感じる。用途をライト〜ミドルアドベンチャーに絞れる人ほど、この一台の良さが最大化する。
アドベンチャーを本気で走る人の編集部おすすめ。乗って初めて電子制御サスの「賢さ」が分かる。
総合9.0点は、登り効率とラリー適性への評価。遊びの万能機を求めるならTiger 900も比較対象に。KTM 1290 AdventureやTriumph Tiger系とも感覚比較すると用途が澄む。
滑らかな舗装ならライト寄りも強いですが、根や石が多い現代アドベンチャーではR 1300 GSのような賢い電子制御サスが総合タイムで有利な場面が増えます。
性能は優秀ですがレース寄りです。まずは万能のTiger 900などでも十分楽しめます。